代表ごあいさつ

真道館スポーツ少年団代表

戸﨑 圭太

(とさき けいた)


1980年生まれ

栃木県都賀郡壬生町出身

日本中央競馬会(JRA)騎手

1998年 地方競馬全国協会(NRA)にて騎手デビュー
2008年~2012年 5年連続リーディング獲得
2013年 日本中央競馬会(JRA)移籍
2014年~2016年 3年連続リーディング獲得

2022年 川崎真道館道場(剣道道場)総代表就任
2022年 真道館スポーツ少年団 代表就任


真道館スポーツ少年団は子供達が身体を動かすことを楽しみながら、基礎体力と運動能力向上していく事を目的として立ち上げた団体です。


15歳くらいまでは特定のスポーツのスキルを身につけるよりも基礎体力を養う事の方が重要だと多くの専門家が指摘しています。
小さい時に特定のスポーツだけに偏ることで、体力や運動能力、柔軟性にも偏りが出てしまい、身体の特定の箇所を故障しやすくなってしまったりもします。
ここ数年はコロナ禍で子供達が楽しく自由に運動を出来ていない状況でもありますが、スポーツ庁が出したデータではここ最近の子供達の体力運動能力は低下していると示しています。

子供の体力運動能力を向上させるには、36の基礎運動が重要だと言われています。
走る、打つ、投げる、蹴る、捕る、跳ねる、登るなど、シンプルな動きとそれを複合させて動く事。
じつはそれらは「遊び」の中で学ぶ事ができます。
親の世代の私たちが、幼い時に毎日のように学校や放課後に友達同士で遊んでいた様々種類の鬼ごっこ、ボール遊び、ゴム紐遊び、鉄棒、縄跳び、公園の遊具での遊びなど、子供の遊び全てに何かしらの基礎運動が含まれているのです。
子供は楽しく熱中しながら自然と36の基礎運動をこなし、それが結果的にトレーニングとなり体力運動能力の向上に繋がり、遊びに熱中する事で集中力も養え、多くの友達と関わることでコミュニケーション能力も向上すると考えます。

また、あえて年齢で区切らずに他学年が一緒に「遊ぶ」事で友達との関わり方や皆が気持ちよく過ごせるための「人としてのマナー」を学ぶ機会にもなると思います。
子供達が自由かつ安全に遊べる場所が少なくなった今、真道館スポーツ少年団に行けば沢山の仲間がいて思い切り身体を動かして遊ぶことができる!なによりその時間が楽しくてしょうがない!と子供達が感じてくれ、運動が苦手な子であっても遊びの中から自分なりのコツを掴んだり、「人と比較する事よりも、少しずつでも上達しているという事が重要なんだ!」と気がついてもらえるようなそんな活動にしていきたいと考えております。
今はまだ週1回の活動ですので基礎体力の向上に直ぐにつながる事は難しいかもしれません。しかし、まずは週1回でも楽しく身体を動かす事を続ける事。
これが大切なのではないでしょうか。

私も騎手を生業として26年目になりますが、騎手という立場だからこそ学んでこれたことを役立て、その経験から得たことを子供や保護者の方々とシェアすることで、微力ながらも子供たちの健全な育成に貢献できたらと考えております。
身体を動かすことが楽しい、気持ちが良い!と心から感じ、真道館スポーツ少年団で思い切り友達と遊びたい!と子供たちが自主的に集まってくれる団体を目指し、同じ志の仲間と共に地域に根差した活動の輪を広げていけたらと思います。


皆さん、まずはお気軽に真道館スポーツ少年団に遊びに来てください!
一緒に楽しい時間を過ごし、爽快な汗を流しましょう!